航空機構造材料
航空機の構造材にはCFRP(熱硬化性樹脂と炭素繊維の複合体)が使われています。このCFRPの生産工程で金型とマトリックス樹脂の離型のためフッ素樹脂フィルムが用いられています。
CFRP成形用離型フィルム
要求特性
- ・非粘着性
- ・機械的特性(抗張力、伸び)
- ・柔軟性
- ・耐熱性
・耐薬品性 - ・耐油性
ダイキンのソリューション
CFRPの成型には、オートクレーブ中でマトリクス樹脂を熱硬化させる工程があり、熱硬化が完了したCFRPの成型体と金型を容易に引き剥がすために、化学的な耐久性に優れる離型フィルムが不可欠です。フッ素樹脂フィルム ネオフロン FEPフィルム NFシリーズはエポキシ樹脂だけではなく、より硬化温度の高いビスマレイド系樹脂を用いたCFRPの離型にも使用されています。