電池・エネルギー
世界人口の増加と発展途上国の工業化により、人類のエネルギーに対する要求はかつてない水準に達しています。2040年までに世界のエネルギー消費量は50%増加すると予想されています。ダイキンは今後のエネルギー課題に対し、フッ素材料のソリューションで貢献していきます。
トレンド
地球温暖化の抑制のために、風力や太陽光などの再生可能エネルギーの活用、新エネルギー車(NEV)の普及が進められています。蓄電、送電、省電の技術開発や新しいビジネスモデルの提案が活発化しています。特にリチウムイオン電池などの蓄電技術はグローバルで注目されています。
ダイキンは、リチウムイオン電池材料としてガスケット材料や正極バインダーを提供しています。また、これまで培ったフッ素技術を活かし、次世代電池の開発にも貢献します。
用途
リチウムイオン電池
ガスケットには安全性と長期信頼性が、バインダー(正極の結着材)には接着性と耐酸化性が求められるため、フッ素材料が使用されています。
風力発電
風力発電システムは洋上や寒冷地など過酷な環境下での安定稼働を維持するため、フッ素材料が使用されています。
太陽光発電
太陽光発電システムには耐久性や耐候性の向上のため、バックシートなどにフッ素材料が使用されています。