情報通信ケーブル
フッ素樹脂は高周波特性、誘電特性、難燃性に優れるため、高速通信や安全に貢献しています。例えば、北米地域などの高い防火性が求められる建築物では、難燃性に優れた、フッ素樹脂で被覆された通信ケーブルが使用されます。また、データサーバなどの通信ケーブルでは、高い通信速度が求められることから、フッ素樹脂で被覆された同軸ケーブルが採用されています。
同軸ケーブルの被覆材
要求特性
- ・絶縁性
・誘電特性
・成型加工性
ダイキンのソリューション
フッ素樹脂 ポリフロン PTFE Fシリーズとネオフロン FEP NPシリーズは、同軸ケーブルの被覆材に使用されており、低伝送損失化や細線化に貢献しています。
LANケーブル被覆材
要求特性
- ・絶縁性
・誘電特性
・難燃性
ダイキンのソリューション
フッ素樹脂 ネオフロン FEP NPシリーズはLANケーブルの絶縁性被覆材料に使用されています。誘電特性に優れ、高周波領域での伝送損失が小さいので、広く普及しています。
プレナムCMPケーブル
要求特性
- ・難燃性
・誘電特性
・絶縁性
・成型加工性
ダイキンのソリューション
フッ素樹脂 ネオフロン FEP NPシリーズは、プレナムCMPケーブルの絶縁性被覆材料に使用されています。情報通信用ケーブルとして高性能で、米国の厳しい難燃性基準を満たしているため、高層ビルや公共施設で広く使用されています。